ペリドット広場/身体に活力を、心にビタミンを!尾原千英里があなたに元気の素をお届けします。

自律神経の安定のために"ゆっくり"がキーワード

呼吸する、心臓を動かす、血液を循環させる、食物を消化する、と言った体内の機能は、自分の意志でコントロールすることができません。

こうした営みが自然におこなわれているのは、すべて自律神経のはたらきによるものなのです。

 

自律神経には、交感神経と副交感神経があり、まるでシーソーのようにアップダウンしながらバランスをとっています。

この揺れが激しい人ほど、体調を崩していくのです。

 

交感神経は活発で緊張している時に、副交感神経はゆったりと熟睡しているときにはたらきます。

 

この2つの神経が免疫システムの白血球の顆粒球とリンパ球をコントロール(支配)しており、バランスが崩れて交感神経優位になると顆粒球が増え、生命にかかわる病気になりやすくなるのです。

 

 

現代人は交感神経優位

 

ところが、刺激やストレスが多い現代人の生活は、どうしても交感神経が優位になりがちです。

実際に、多くの人が交感神経優位・副交感神経劣位のパターンを示しています。

 

残念ながら、副交感神経のはたらきは年齢とともに低下していくため、交感神経だけが強くはたらくアンバランスな状態になりやすいのです。

 

そうなると、自律神経の支配下にある腸の動きも乱れ、便秘などのトラブルも起きやすくなります。

したがってそういう人は、積極的に副交感神経のはたらきを上げる努力が必要です。

 

 

自律神経を整える術

 

キーワードは「ゆっくり」です。

 

ゆっくり話す、ゆっくり歩く、ゆっくり呼吸する・・・。

なかでもゆっくりとした深い呼吸は、副交感神経を刺激する簡単で効果的な手段です。

また、笑う(口角を上げる)ことでも副交感神経が上がることがわかっています

逆に、痛みは副交感神経を下げてしまうので、女性ならハイヒールなどの足を締めつける靴は、日常的には履かないほうがよいでしょう。

 

もうひとつ、とくに気をつけていただきたいのは、睡眠不足は自律神経の大敵ということです。

 

睡眠不足は副交感神経のレベルを低下させ、自律神経のバランスを悪くさせます。

どんなに上手な鍼灸師の鍼治療も、睡眠不足だとほとんど効果が望めないといわれますから。


気をつけよう!睡眠不足は万病のもと

睡眠と健康

 

健康で生き生きとした毎日を送りたい、というのは誰しも願うところですが、そのためには質の高い睡眠は必須です。

良い睡眠とは、すなわち、「朝起きて疲れが残っていない、昼間に過度の眠気が起きてこないこと」。

 

睡眠不足が続くと、集中力や記憶力が低下するだけでなく、高血圧、糖尿病、ガン、心臓病、脳卒中、肥満、メタボリックシンドロームなど生活習慣病のリスクが増えます。

 

たとえば、高血圧。

本来、睡眠時は副交感神経が優位になり、血圧が下降するものなのですが、充分な睡眠が得られないと交感神経が優位となり、睡眠時の血圧が下がらないだけでなく、翌日の起床時の血圧も通常より高い数値となってしまうのです。

 

また、睡眠が不足すると免疫力が低下しますから、風邪をはじめ感染症にかかりやすくなります。

まさに「睡眠不足は万病のもと」といっても過言ではありません。

 

睡眠とホルモン

 

睡眠が大切な理由のひとつに、睡眠中にはたくさんのホルモンが分泌されるという点があげられます。

たとえば、そのひとつ成長ホルモン。

寝入りばなに集中的に分泌される成長ホルモンは、発育期の子どもでは身体の成長に、成人では細胞の損傷を修復することで疲労回復に役立っているのです。

「寝る子は育つ」ということわざは、こうした事実に裏付けされます。

 

成長ホルモンが不足すると体内に老廃物が溜まってしまい、血管が詰まったり肌や頭皮が新しく生まれ変わらないなど様々な弊害が出てくるわけです。

睡眠不足になると肌が荒れて化粧ののりが悪くなるのは、多くの女性が経験から知っているはず。

 

睡眠に関係するホルモンには他にもメラトニン、セロトニンがよく知られています。

メラトニンは外界が暗くなると分泌され、身体に「眠れ」と指令を出します。

別名「睡眠ホルモン」。

年齢を重ねるごとにメラトニンの分泌は減っていき、老人の朝が早く、夜中に何度も目が覚めてしまうのはそのためです。

 

メラトニンやセロトニンは、神経細胞から発生する活性酸素を分解してくれます。

睡眠中に神経細胞の機能を回復させると同時に、ストレスの原因ともなる有害物質を除去してくれるのです。

 

睡眠と人生

 

睡眠中の脳の活動は決して完全な休息状態ではありません。

その日に吸収した膨大な情報を整理し、必要なものと不要なものに分類し、必要なものについてはその情報を記憶として脳に記録しているのです。

この作業が夢を見ることと関係しているといわれています。

 

以上、睡眠が持つ本来の意味を知れば知るほど、睡眠不足を続けていることは寿命を縮める行為に思えてくるのではないでしょうか。

一般的に7〜8時間の睡眠が標準とされますが、もちろん、これは性別、年齢、職業、体調などによって変わります。

それでも、少なくとも6時間はとるようにしましょう

 

良い睡眠を取るための基本は、朝に充分な光を浴びて、夜はできるだけ暗い環境で過ごすこと。

日付の変わらないうちに就寝しましょう。

早寝早起きは、自然のリズムのなかで生活することであり、実はとても合理的なのです。


「生きがい」と「人生の目標」が若々しさと健康をつくる

楽天家は長寿

 

心のありようが体に大きな影響をあたえるわけですから、健康長寿を願うならばつねにポジティブな感情で満たされていることが重要です

言葉を変えて言えば、楽天家であるということ。

 

実際、100歳以上の長寿老人の8割は外向型の性格という調査がありますが、松下幸之助、本田宗一郎といった成功した実業家はたいてい楽天家です。

前向きな考え方、プラス思考のほうが良い結果を生むし、仮に失敗したとしても立ち直りが早く、再び挑戦しようという気も起こりますから。

 

ことわざを科学が証明

 

前向きな心でいる時、笑顔の時、感謝の気持ちを持つ時、脳内にはベータ・エンドルフィン、オキシトシンなどの脳内快感物質が分泌されます。

ベータ・エンドルフィンは快感物質であると同時に、脳を活性化させるはたらきがあり、身体の免疫力を高めてさまざまな病気を予防するのです。

 

「笑う門には福来る」「幸福な人ほど長生きする」「希望にまさる妙薬なし」といった昔からのことわざも、科学的な立場から見ても正しいといえます。

昔の人は科学的な根拠はわからなくても、長い間の経験などからそのことを知っていたのです。

 

人生の目標を!

 

生きている以上は、私たちは ”健康で若々しい日々” を送りたいと考えます。

この場合の若々しさとは、体力的な年齢ではなく、「いつも自分自身が生き生きと、精一杯生きること」ですが、そのためには何かの生きがいや目標を持つことでしょう。

 

生きがいの求め方には、人それぞれの歴史や価値観によって異なりますが、いずれにせよ、人生の目標がないと人間の生命力は衰えます

悠々自適の暮らしに憧れる人は多いけれど、それはほとんど幻に過ぎません。

 

アメリカで事業に成功してリタイヤし、残りの人生をフロリダで悠々自適に暮らす人たちの平均余命はわずか18ヶ月というデータがあります。

彼らは仕事のストレスから解放され、十分なお金を持ち、健康にも気を使っているにもかかわらず、なぜ短命になったのか?

リタイヤして人生の目標を失ったからです。


「人とつながる」ことで脳幹は元気になる

健康について考えるとき、脳が元気であることがとても重要です。

とりわけ、命を支える脳幹がハツラツとしていれば、脳幹がつかさどる自律神経や免疫なども存分に働けるので人は自然と健康になります。

 

脳が元気になるのは、生きていることに喜びを見いだせたときです。

脳幹を喜ばせるには ”命としての喜び” が必要で、それは「人間に与えられた本能」を満たしてあげること。

 

人間だけが持つ本能

 

私たちも食欲や性欲など動物と同じような生きるための本能を持っていますが、人間にしか授けられていない本能があります。

それが、向上する人とつながる、ことです。

生きるためにはつねに進化していかねばならず、人間は一人では生きられないので他者と協力しあうことが不可欠でした。

 

ですから、知識が増えたり、自分を高めたり、人の役に立つことを喜べるわけですが、脳幹の活性化で言えばより大切なのは「人とつながる」ことでしょう。

 

なぜなら、現状は真逆だからです。

 

都会では隣りに住む人の顔も知らないまま生活しています。

否応なく人間関係は希薄になる一方であり、これは脳幹にとってはよくない環境です。

ホルモンの分泌が少なくなり、表情や精神の働きも乏しくなります。

無気力、無感動、無表情の ”三無主義” の原因です。

さらに悪化すればうつ病とか神経症につながります。

 

「人間の最大の欲望は集団欲である」。

これは高名な脳生理学者、故・時実利彦博士の言葉です。

集団欲とは「仲間といっしょにいたい本能」で、食欲や性欲よりも強い本能であるというのです。

「自分が一番大事」では命は輝きませんし、健康にも幸せにもなれません。

 

”命の危機感” 感じる

 

その意味で、阪神淡路大震災からボランティアに参加する人が増えてきたのは、本能的に ”命の危機感” を感じているからではないでしょうか。

人の役に立って、嬉しくない人は一人もいないでしょう。

 

人のために生きると脳幹が刺激され、本来の生命力が発揮されて私たちは健康に、幸せに生きている。

それが人間の命の仕組みです。

脳幹の活性法とは、このように難しいものではありません。


「名医」は自分の中に

自己治癒力を活性化させる生活習慣を

 

日本人はなにかというと病院に行きたがりますが、自分のなかに「名医」がいることを知ってほしい。

 

データしか見ない医者とは違い、自分の生い立ちからすべてを知って、どうすれば健康を維持していけるかを考え、24時間働いてくれる ー そう、自己治癒力(生体防衛機能)です。

 

自分の体を信じて、自分の免疫力が活性化するような生活習慣をすれば大きな病気はきません。

大事なことは、「いい人」をやめて、「まぁ仕方がない」とか「自分のせいではない」と思えるような、適度な「いい加減さ」が必要です。

とりわけ、老年になれば。

 

血圧は気にしない、血圧を気にすることはそれ自体ストレスであり、そのマイナス思考がかえって病気を招きます。

歳をとったら白髪が増え、顔のシワも多くなるけれど、これは普通の加齢現象です。

血管も同じ。

血管は細胞の新陳代謝がないので、歳を取ると硬くなります。

それが動脈硬化です。

無理に下げると危険

血管の弾力がなくなると、ものすごい勢いで流れる血液で破れてしまいます。

そうならないようにコレステロールで膜を作るわけです。

それを薬で下げたらどうなるか、認知症になります。

酸素が流れてこないから、脳細胞が死んでいくのです。

 

もっと自分自身を信じて老化を素直に受け入れましょう。

歳をとれば膝が痛いとか肩が上がらないとか、やはり軟骨の磨耗はあります。

でも、そんなことはあって普通です。

老化という自覚があれば騒ぐこともなくなります。

 

水分、睡眠、ラドン

自分のなかの「名医」が働きやすいように生活習慣を正すことが大切です。

 

まずは、しっかり水分、しっかり睡眠を心がけましょう。

老化とは水分を失っていく過程でもあります。

たった1〜2%の脱水で意識障害を引き起こしてしまいます。

認知症にならないためにも、温かい水分を日に1.5リットル以上は必ず飲みましょう。

 

睡眠は、

/搬里鮴長させ再生させる

病気を治し免疫力を高める

身体の老廃物を排除する

せ請任鬚弔り、明日の活動に備える

デ召叛鎖世離瓮鵐謄淵鵐垢鮃圓

重要な役割を持っています。

7〜8時間の睡眠が必要です。

 

ラドンは血液や細胞の新陳代謝を促進してホルモン分泌も盛んになり、自律神経も整えられます。

ラドン浴で私の「名医」を活発化させましょう。



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